サバの味噌煮のブログ

16歳の主に映画やドラマや本の感想

年末が近づいてくると死にたくなる

小学校のまだ何も知らない青二才の頃は全く思わなかったけど中学生になってから段々と年末が近づいてくるとどうしようもなく死にたくなるんだけど分かりますか?

今年の内にもっとやるべき事あったのにやれなかった罪悪感と後悔、私の場合は今年5月にブログを始めたのに結局めんどくさくて2個しか投稿できなかった事と今年卒業するのに友達がガチでクラスに1人も出来なくて学園祭も修学旅行もずっと1人だった事ですかね…死にたいよ…夏休みの終わりと全く同じ感覚で鬱になり死にたくなる…

 

とりあえず今年ももう終わりだからなんかやらなくちゃなと思って一応ブログ書きました!来年こそはもっとクソみたいな内容でもいいから沢山投稿できるように努めよう(戒め)

私と同じく年末が近づいてくると死にたくなる誰かさん、自殺しそうになったらボヘミアンラプソディ見てください、よいお年を〜

ボヘミアンラプソディ ネタバレ感想と考察

今年1年間なぜか言い様のない虚無感にずっと襲われてて碌に映画見れてなかったんですが久々に映画館、しかも極音上映で見たボヘミアンラプソディ最高でした。長らく映画見れてなかったけどこの映画をきっかけにもっと色々見ようと思いましたね

 

 

以下ネタバレ感想 

もう序盤から興奮の嵐!最初のライブエイドのシーンから自分自身がフレディマーキュリーになってる様な感覚になりました。この作品見る前おばあちゃんの家にあったクイーンのdvd観て少しですが予備知識あったんですがラミマレックのフレディがとにかく仕草や目の動きそのまんまフレディと瓜二つでかっこよかった。

エミリーとフレディの関係やポールとフレディの切ない関係が好きでした

 

これは個人的な考察なんですが物語的には裏切り者として描かれていたポールだけどポールもポールでフレディの場所が自分にとって唯一の居場所だったのかなと思ってます。ソロデビューの話を持ちかけたマネージャーをクビにした後の車内で、ポールは父親は自分がゲイだと言う事を知るくらいなら自分の死を望むだろうみたいな事を語る場面が個人的には印象的で、車内でフレディにソロの話を知ってたか?と聞かれた時に咄嗟に嘘をついたのもゲイである自分を認めてくれる居場所はフレディの場所だけでフレディに見捨てられる事を何よりも恐れていたからなんじゃないのかと。そういうのを踏まえて見るとフレディがポールにクビを告げるシーンが私は凄く切なかったです

 

全体的にはジェットコースターの様なストーリー展開でこれを雑だと思う人も居れば退屈しない分かりやすい展開で面白いと思う人もいるんでしょうね。

私は後者ですが再現シーンやライブシーンで印象的な場面は沢山あっても、ストーリー的なシーンで印象的な場面と言われると私は上記のポールとフレディの車内のシーンやエミリーとフレディの別れのシーンなどしか思い浮かばないのでストーリーが雑だったと批判する意見はやっぱり分かります。

けどこの映画は個人的にストーリーというより一つ一つの再現シーンの迫力やフレディの孤独にに重点を置いた作品だと思ってるので、多少雑でもその分他に圧倒されるシーンが多かったので全体的にはいい映画だったと思っています。ただ最後にそれまでほぼ空気だったジムが急にフレディの恋人的立ち位置になりなんとなくなくいいポジションで終わったのはモヤモヤが残りましたね。最後にそういう大事なポジションに置くならもっとフレディとジムをちゃんと描いて欲しかった…

 

けどそれと同時にとにかく再現シーンが最高でずっと興奮の嵐だったので見終わった後は爽快感を感じるし伝記映画として最高作品だと思います。

是非皆さん映画館に足を運んでみてください

 

(映画)グリーンマイルの感想*ネタバレあり

前々からこの作品の事は気になっていてずっと観たかったのだが、TSUTAYAに借りに来るとなぜか別の映画が気になってしまいこっちを借りるのを忘れるという事がしばしば続き中々鑑賞できず、先週に何故か唐突に見たくなりやっと鑑賞しました。素晴らしかった、正直このブログを作ったのもグリーンマイルの感想をとにかくどこかにぶつけたかったからというのもあります笑

まぁ前置きはこれくらいにしてちゃんとした感想をそろそろ書き綴っていこうと思います



やはり1番脳裏に焼き付いたシーンは最後のポールがジョンに脱獄してどこまで行けるか試してみるか?と持ちかけジョンがこんな世の中でもう生きていたくないと自ら死刑を受け入れるシーン。

この場面でジョンが語った「醜い事をし合う人間たちに疲れた、毎日世の中の苦しみを感じ聞く事にも疲れた、いつも頭にガラスの破片が刺さっているようだ」と言う言葉はスティーブンキングと監督であるフランクダラボン自身がこの作品を通して1番語りたかったメッセージなのではないのかと感じた、現に頭が痛くなるようなニュースは多いしこのジョンの言葉は真実なのだろう、これがまたこの世に対する皮肉とも感じ取れる。このシーンこそがグリーンマイルの真髄なのではないだろうか

そしてラストのジョンの死刑を執行するシーンは涙なしでは語れない。ジョンが死刑を見に来ていた遺族達の顔を見て「皆んな俺を憎悪の目で見ている」と呟くとブルータルが「俺たちを見ろ、誰もお前を憎んでないよ」と語るシーン、もうここで大体の人の涙腺は壊れるのではないでしょうか…笑  

4人の中では恐らく1番新人のディーンがいち早く泣き涙を隠せと注意されるも隠しきれていない場面も思わず貰い泣きしてしまう。ポールが中々第2ボタンの合図を出せず、ジョンと握手をして最期の言葉を聞きやっと合図を出す場面、ジョンが死刑される中それを泣きながら見守る看守達、ポールの後ろで飛び散る電球、これらの演出が本当に素晴らしかった。


そしてこれらのシーンとは別に個人的に最もインパクトのあったシーンはデルの処刑シーンだ。

処刑前のジングルスとの微笑ましい関係やジョンや看守達ともいい関係性を築いていたり犯した罪を反省していたりと(勿論それで罪が許されるわけではないが)普通にいい奴という印象が大きかった為にこのシーンは本当にショックでパーシーへの殺意が爆破しそうだった。だからこそジョンの力で精神病院送りにされたの場面が光りスッキリしたのだが個人的には正直もっとパーシーに痛い目を見てもらいたかった笑

デルの処刑のリハーサルをデルを怖がらせないようにショーを開かせ隠れてやる場面もなんとも辛いのと同時に看守のさりげない気遣いが感じられる大好きなシーンだ

そして100年生きたポールのラストの語りもどことなく後味の悪さが漂っていて良い。グリーンマイルはただ生きるのは素晴らしい!というだけの作品ではなく、ジョンが生きるのに疲れたと語るシーンなどどことなく生きるのは怖いと思わせるシーンがあるのがなんとも秀逸だ。


本当に素晴らしい映画を観れたと1週間過ぎた今でもまだ余韻がヒシヒシと伝わって来る。その証拠に昨日DVDを近所の店舗で衝動買いした。また唐突に見たくなった時に見てその時はこんな駄文ではなくもっとマシな感想文が書けるように努めようと思う