サバの味噌煮のブログ

16歳の主に映画やドラマや本の感想

ゆたぽんの騒動で元不登校児の女子高生が思うこと

今回は今世間で騒がれている不登校児の小学生YouTuberに対して中学時代不登校児だった私が色々思う所があったのでブログにしてみました。

 

なんかゆたぽんに対して私はコメ欄の大人達みたいに甘えるなだとかあまり怒る気持ちは無い、ゆたぽんの人生はゆたぽんの人生だからこちら側が干渉して怒るものではない気がするから。

ただゆたぽんの動画を見て感じた事をブログにした

 

私が不登校になったきっかけは小学生の頃に引っ越しをした環境の変化や転校先で友達が出来なかった事が原因でうつ病になった事だった。

当時は自分がうつ病って事を知らなかったから学校の皆んないい子達でいじめられた訳でもないのに不登校の自分がおかしく思えて私なんか生きてる価値ないんだ…と毎日毎日思う日々で毎日毎日本気で死にたかった、毎日朝が来るのが怖かったからわざと夜ふかしして朝起きないようにしたしコンビニ行くだけでも店員に変な奴と思われないか怖くて一苦労だった。街行く人全員にお前は生きてる価値ないと責められてる気がして外に出るのが怖かった

 

私が精神病院に行ったのはその1年後で、うつ病と診断されたがその頃は大分鬱が落ち着いていたからなんで1番私が死にたくて仕方なかった時に精神病院に連れて行ってくれなかったんだと周りに腹が立った。多分うつ病が重くて不登校になりたての時に行って重いうつだと診断されてたら、うつ病なら今は休もうと言ってくれる人が居たのにな…

私が1番辛かったのは、不登校になったきっかけを小さい事だと思われてそうでいじめられた訳じゃないのに不登校なのはおかしいと責められてるような気がした事なのだ

 

うつ病と診断された事でうつ病だから学校へ行けなかったんだという理由を教えてもらえた事が嬉しかった。

 

 

うつ病が少し軽くなった頃には周りの助けもあって少しずつ学校に行けるようになっていた。けどその後またうつが再発したりして行けなくなって小学校の卒業式には出れなかった

 

中学に上がっても不登校のままでこの頃の不登校理由はただ「なんとなく」「家にいてゲームしたいから」というくだらないもので私はこの事を今振り返って死ぬ程後悔している

中3になってから不登校のまま卒業したくないと思い少しづつ授業に出て学校に行けるようになったし高校にも進学した。中学に友達なんて居なかったけど優しいクラスメイトに恵まれて最後の1年間は楽しかった

 

ここからがゆたぽんへ向けたメッセージだ

私の中で小学校に行けなかったのは仕方ない事だと思っているからさほど後悔はないが、中学の不登校だった2年間は今振り返ってどうしてあんなくだらない理由で休んだのだろうと後悔が消えない。中3になってから行事に参加してクラスの中での孤立感を実感して憂鬱になったりもしたが、何もしない後悔よりする後悔の方がいいしダーウィンのように学校に行かず虫取りをしてそれが将来に繋がるのならいいが、ただただ家でダラダラして楽をするくらいなら学校に行くという目的を持ちそれに向かって努力していく時間の方が数倍有意義だ。

勿論行きたくても精神的に辛くて行けないのなら行かなくていいがゲームしたいからとか勉強したくないから休んでるだけで学校に行く勇気を出せる余裕があるなら一歩進む事は大事だと思う。私は中2の頃勇気を出せたのに現状に甘えて不登校だった事を後悔しては憂鬱になる

時間を巻き戻してもう一度中学生をやり直したい

友達が楽しそうに中学の頃の話をしていたり中学校の運動会の音が聞こえると後悔で無性に死にたくなる

 

学校に行かない事が悪ではないが、家にいるだけの生活より学校という大きな壁を超えて行こうと努力するだけで人は成長ができると私は思う